女性も男性ホルモンを、男性も女性ホルモンを作っている!?
男性ホルモンと呼ばれるテストステロンは主に精巣から分泌されますが、実は女性も副腎や卵巣から分泌しています。
女性の更年期障害は、エストロゲンの数値が急激に下がることで起こります。
では閉経後、エストロゲンは全く出なくなるのか?と言えば答えは✖️。
閉経後は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)のひとつ、アンドロゲンがテストステロンと協力してエストロゲンを出していきます。卵巣からガンガン出していた頃とは違い量はかなり少ないです。
テストステロンがないとエストロゲンは作れないのです。
閉経後の性ホルモンのバランスは、
エストロゲンが減るということに目が行きやすいですが、もともと少ないテストステロンと合わさって、性ホルモンが両方低い状態になると言う事なんです。
体の中では脳が大パニック!
性ホルモンは生命力の源ですから。
それが低下するとなれば危機です、危機。
それが更年期障害という障害となって現れる。
両方必要なんですよ。
エストロゲンだけじゃだめなの。
筋トレをする、有酸素運動をする、
体を動かしましょう!と言うのは
テストステロンを活発にするために方法です。
女性でも血液中のテストステロン濃度は女性ホルモンのエストロゲンより何倍も高く、中には男性の平均値を超える人もいます。
活動的でいつも元気な人っていますよね?たぶん、テストステロンが程よく保たれているんじゃないかしら?
体の中は絶妙なバランスで成り立ってる!
極端にならないようにすることが健康への近道です😄